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パリ旅行 5 ルーブル美術館

パリ観光5日目は、待望の「ルーブル美術館」(写真)の見学。

ルブル全景

1 ルーブル美術館

 開館と同時に入場し先ず向かったのが、ドノン翼の階段の踊り場にある「サモトラケのニケ」(写真) エーゲ海のサモトラケ島で発掘された勝利の女神ニケの像。残念ながら頭部はないが、優美でダイナミックな姿と翼を広げた躍動美に感動。紀元前4世紀頃の作品である。

パリサモトラケ092

 次いで階段を上り、モナ・リザの写真と矢印に沿って進み、イタリア絵画の間に入って、待望のレオナルド・ダ・ヴィンチの名作「モナ・リザ」(写真)に出会う。何とも言えない「永遠の微笑」を、3 mくらいの至近距離から見ることができて幸せ。観客も少なく最前列で10分ばかり釘づけとなる。 驚いたことに写真撮影がOKである。勿論フラッシュは厳禁としても、世界一の名画をカメラに収めることができるのが不思議。日本では考えられない鷹揚さに驚いた。 「モナ・リザ」の絵の依頼主は、繊維商人のジョコンドで、モデルはその妻リザと言われてきた。しかしこの絵が依頼主に渡らず、ダ・ヴィンチが生涯持ちつづけたのは謎となっている。

パリモナリザ094

 イタリアの絵画観賞はそれまでにして、ミロのヴィーナスを目指してシュリー翼に向かう。1階の古代ギリシャ美術の間に、白い「ミロのヴィーナス」(写真)の裸身が浮き上がっている。エーゲ海のミロス島で発掘されたギリシャ神話のアプロディーテーの像を、いつの間にか「ミロのヴィーナス」と呼ぶようになった。2本の腕が発掘できなかったのは残念なことだが、腕がない方がヴィーナスの優美な姿態を浮き上がらせているように思う。紀元前130年の彫刻家、アレクサンドロスの作品と伝えられる。1964年、東京で展示されたのが、ミロのヴィーナスの最初で最後の海外出張だったとか。

ルブルミロ

 これでルーブル美術館の三大作品の観賞を終える。後はお気に入りの作品を目指して、広い館内を歩く。 ドノン翼2階に戻り、フランス絵画の間で先ず見つけたのがダヴィッド作「ナポレオンの戴冠」(写真) フランス国王に就任し、自らはローマ法王の冠を被り、更に皇妃ジョセフィーヌに冠を被らせようとしているナポレオンを描いた大作。ナポレオンが、そしてフランスが絶頂期にあった時、皇帝専属の首席画家ダヴィッドが描いた名作である。 

パリナポレオン

 フェルメール作「レースを編む女」(写真)を見る。昨年、東京で見たフェルメール作「真珠の耳飾りの少女」と同様に、とても小さな作品。 オランダまで見に行きたいと願っていた「真珠の耳飾りの少女」を、なんと東京で見ることができたのが夢のよう。でも名画を観賞するために、30分も行列をして待ったのには参った。 
ルブルフェル

他の絵画ではジョルジュ・ド・ラ・トゥール作「いかさま師」(写真)が面白かった。上目使いの女が、いかにもいかさま師らしくて見応えがあった。 

ルブル詐欺師

更にアングル作「グランド・オダリスク」(写真)も印象深い。オダリスクとはトルコの後宮の女官のことで、その表情がなまめかしい。

ルブル官女

 午前の最後に見た、フォンテンブロー派の官能的な絵画(写真)も印象深い。

ルブルフォン

 昼食後は、複雑な館内を探し回ってようやく見つけた、カンタン・ド・ラ・トゥール作「ポンパドゥール侯爵夫人の肖像」(写真)は見事な絵。その美貌と知性でサロンに君臨したポンパドゥール夫人は、ルイ15世の寵姫であった。ルイ15世がポンパドゥール嬢を侯爵に昇格させ、ポンパドゥール侯爵夫人と名乗らせたのは本当の話かな? 
ルブル夫人

 再び「イタリア絵画の間」を目指すが、観客が増えて廊下をまっすぐに歩くのが難しい状況。 「モナ・リザ」の前は100人くらいの人だかりで、これは日本の美術館の混雑ぶりと変わらない。朝一番にモナ・リザに突進したのが大正解と分る。更に「見たい絵を決めておき、決めた絵から見て回れ」とガイドブックに書かれてあるのも正解。ルーブル美術館一日観光の基本でもある。
 廊下に出ると、レオナルド・ダ・ヴィンチ作「洗礼者ヨハネ」(写真)を見つける。その右隣にも、ダ・ヴィンチ作「聖アンナと聖母子」が展示されている。「モナ・リザ」を含めたこの3枚の絵は、ダ・ヴィンチがイタリアからフランスに持ち込み、生涯手放さなかったとされる。 更にその右隣にも、ダ・ヴィンチの作品が2点並んでいる。「美しきフェロニエール」と「岩窟の聖母」で、ルーブルには5点ものダ・ヴィンチの作品があるとは驚き。 これまでにダ・ヴィンチの作品は、イタリアで3点、ロシアで2点を見たが、それを合わせたと同じ数の作品を所有しているとは、矢張りルーブル美術館は世界最高というに相応しい。 

ルブル洗礼者

廊下にはラファエロ作「美しき女教師」(写真)という、お馴染みの聖母子の名画が展示されていた。

ルブル聖母

 これでルーブル美術館の見学を終え、予定していたパリの4美術館の見学も終えた。 世界の数々の美術館を見学した結果、私なりに1位はルーブル美術館。2位はウィッツィ美術館(イタリア)。3位はプラド美術館(スペイン)。次点はオルセー美術館とエルミタージュ美術館(ロシア)と自分なりに決めた。ウィッツィはボッティチェリ作「ヴィーナスの誕生」プラドはベラスケス作「ラス・メニーナス」の名画の存在を決め手とした。次点では絵画のレベルはオルセーが勝るが、建物の豪華さでエルミタージュは外せないのである。 名画のランキングでは1位はダ・ヴィンチの「最後の晩餐」と「モナ・リザ」。この2作は甲乙をつけ難い。2位は「ヴィーナスの誕生」と「ラス・メニーナス」。3位はフェルメール作「真珠の耳飾りの少女」とピカソ作「ゲルニカ」とレンブラント作「夜警」としたい。次点にモネ作「睡蓮」としておこう。 これだけの名画を観ることができたことを感謝。もうこれ以上の名画を探したいとは思わない。 彫刻では今日観た「ミロのヴィーナス」と「サモトラケのニケ」が最高。但しミケランジェロ作「ダビデ像」とロダン作「考える人」を未だ観ていないのが、若干の心残り。


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