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狭山丘陵寺社めぐり 47 八雲神社  (瑞穂町箱根ヶ崎)

狭山丘陵寺社めぐり 47 八雲神社

 瑞穂町箱根ヶ崎地区の狭山丘陵の谷間を分け入った住宅地の奥に「八雲神社」が建っている。 入口には鳥居がなく、二つの大木(写真)が鳥居の代わりに立っている。左の大木が枯れているのに歴史の重みを感じる。
八雲神社入口

 参道を上ると石段があり、石段の上に簡素な造りの社殿(写真)が建っている。

八雲神社社殿

 格子窓から社殿の内部を覗くと、質素な部屋の正面に祠(写真)があり、祠の中にご祭神が祀られているらしい。
八雲神社内部

 この八雲神社の祭神は、素戔嗚尊、大山祇命、火産魂神、市杵島姫命である。 八雲神社は素戔嗚尊(スサノオノミコト)を祭神とする祇園信仰の神社であるから、四神の内でも主祭神は素戔嗚尊なのだろう。 社名は日本神話においてスサノオが詠んだ歌「八雲立つ出雲八重垣妻籠に八重垣作るその八重垣を」の八雲に因むものである。総本社は京都の八坂神社。 八坂神社はこれまで寺社めぐりでは二社に参拝したが、八雲神社の参拝は初めて。
 瑞穂町資料によると「創立年月不詳。もと牛頭天王社(祭神、素戔嗚尊)と称す。明治二年八雲神社と改む。明治四十一年日枝神社(祭神、大山咋神)を、同四十二年に愛宕神社(祭神、火産霊神)を合祀する」とあるので、大山咋神(大山祇命は誤り)、火産霊神の出所が判明。市杵島姫命は厳島神社の祭神であるので、厳島神社も合祀されたものと推定した。
 「八雲」や「スサノオ」は、私の出身である島根県に所縁があるので、とても懐かしく感じる言葉。古代の島根(出雲)から、どのような経路を辿ってこの地に鎮座したのか興味深い。 素戔嗚尊は農業・防災除疫の神であり、狭山丘陵西端の箱根ヶ崎地区の人々の厚い信仰を受けたことであろう。
 瑞穂町には素戔嗚尊を祭神とする三社(他は石畑・殿ヶ谷の須賀神社)があり、毎年7月には三社合同で「瑞穂天王祭」が開催され、神輿や山車が町内を巡幸している。

 境内に「八雲神社造営記念碑」が建ち「遷座祭平成十年」と書かれていたので、この社殿は15年前に修復されたことが分る。 その記念碑の裏側に「建設基金 神社基金 700万円 狭山神社崇敬会 800万円 箱根ヶ崎財産管理会 600万円」と彫られていた。 神社基金とは、八雲神社が出資した資金と考えられる。次の狭山神社崇敬会とは、近くに建つ狭山神社の氏子たちからの資金で、狭山神社はこの地区の神社の取りまとめ役であるので納得。最後の箱根ヶ崎財産管理部資金とは、瑞穂町に合併前の箱根ヶ崎町の財産であると推定される。 神社修復時の資金の出所は、神社財産と寄付以外にも存在することを知った。

 前報の「石畑御嶽神社」から歩いて来る途中に「ジュンサイ池」(写真)を見つけた。これまで狭山丘陵内では多くの溜め池を見てきたが、ジュンサイの育つ池は初めて。この池は、近年建設された「瑞穂ビューパーク」と同時に造成された人口池。近所にある「狭山池」のジュンサイを移植したという。この地で好まれたソバの中でも、特に「ジュンサイ蕎麦」が名物であったとのこと。

八雲神社池
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ジュンサイ

狭山丘陵で育てているとは・・・
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