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ロシア旅行 6日目 モスクワ

 本日はロシアの首都、モスクワの観光。たった一日だけの観光なのが物足りないけど、サンクト・ペテルスブルグ観光に三日も当ててあるのでやむを得ない。

1 赤の広場  モスクワ

 モスクワの最初の観光は「赤の広場」 二つの尖塔を持つ美しい「ヴァスクレセンスキー門」(写真)より入場。

モスクワ門

 そしてついに「赤の広場」(写真)に到着。ガイドの説明「『赤の広場』の赤は、共産主義の赤ではなく、ロシア語の赤、即ちクラースナヤは古代スラブ語では『美しい』の意味。『赤の広場』は『美しい広場』を意味する。15世紀末に出来たこの広場は、現在でもモスクワの象徴。広場の北には皆さんの入った『ヴァスクエセンスキー門』があり、その左の赤い大きな建物はロシア最大の『国立歴史博物館』 広場の西の城壁は『クレムリン』を囲む城壁。広場の南には美しい『ワシリー寺院(正式名はポクロフスキー聖堂)』が建っているが、今は逆光で見え難い。最後に広場の東の建物は『グム(国立)百貨店』」 
レンガを敷いた広場は、中国・北京の「天安門広場」ほどは広くないが、これまで旅した欧米の広場の中では最大。それを取り囲む「国立歴史博物館」と「クレムリン」の尖塔、そしてワシリー寺院が美しい。 

モスクワ赤広場

ガイドに連れて行かれたのが、クレムリンの城壁前に建つ「レーニン廟」(写真) ガイドの説明「この建物の中に、1924年に亡くなったレーニンの遺体が永久保存され、公開されている。一時スターリンの遺体も並んで安置されていたが、1961年にスターリンの遺体は除かれた」 

モスクワレニン 

 「グム百貨店」に入り待ち合わせ場所を決めた後、1時間の自由行動となる。家内は買物のため百貨店に残ることになり、私は赤の広場観光に出掛ける。 先ず目指したのが「ワシリー寺院」(写真) 赤の広場からは逆光で見難かったので、寺院の後ろに回り、カラフルで美しいワシリー寺院の写真を撮る。テレビでモスクワが紹介される時に必ず登場する、ロシアで最も有名な寺院。この地を支配していたモンゴル軍との戦勝を記念して、イワン雷帝によって1560年に建てられた。イワン雷帝に使えていたワシリー修道士にちなみ「ワシリー寺院」と呼ばれている。中央の高さ46mの塔を中心に9つのネギ坊主の塔が組み合わさっている。そのあまりの美しさに驚いたイワン雷帝が、二度とこのような美しい建物ができないように、設計者の眼をくり抜いたという話が伝わっている。スターリン同様、独裁者は何をしても罪に問われないのである。なお雷帝と呼ばれたのは、その声が雷のように大きかったためとか。 

モスクワワシリ
   
 「グム百貨店」(写真)は内部の通路が入り込んでいて、店の中に入り込みにくい(写真)。そして買い物客はあまり多くない。家内が「店員の態度がよそよそしい」と言っていた。グム(国営)なので倒産の心配がなく、働いても働かなくても給料は変わらない、共産主義時代の悪弊が残っていることが想像される。30年前の中国の店が同様だった。しかし鄧小平の近代化以降の中国では、店員の態度が一変し、お客サマサマとなってきた。「グム百貨店」も民営化すると、様変わりするのではなかろうか。まだ改革進行中のロシアである。

モスクワグム


2 クレムリン  モスクワ

  午後の観光は「クレムリン」 即ちスズダリで学習した「要塞」である。要塞に架かる橋を渡って、高さ80mの「トロイツカヤ塔」(写真)より内部に入る。ガイドの説明「クレムリンは長さ2235mの城壁に囲まれた要塞で、20の望楼があるが、このトロイツカヤ塔が最も高い。1812年、ナポレオン軍がクレムリンを占拠したが、ロシア軍の放火で大火事となり、この門から追い出された。その時、宮殿内のシャンデリア等が略奪され持ち去られた」 この堅固な要塞であっても、ナポレオン軍に攻略されたのを知る。

モスクワ入口塔2

 クレムリン内の道路沿いに大きな大砲と鐘がある。 ガイドの説明「この大きな大砲は『大砲の皇帝』(写真)と呼ばれ、1586年(日本は豊臣秀吉時代)に鋳造されたブロンズ製の大砲。口径890mm、重量40トンで、当時としては世界最大を誇っていた。大砲の前に置いてある弾丸は1トンもあるが、一度も発砲されたことがない。 大きな鐘は『鐘の皇帝』(写真)と呼ばれ1735年(日本は徳川吉宗時代)に造られた、高さ6.14m、重さ200トンの世界最大の鐘」 「大きな物好み」の共産党時代のソ連人の笑い話を紹介「ソ連のものはなんでも世界一だ。なんたって時計だって世界一速く進むし、マイクロチップだって世界一大きい!」 「大きな物好み」は共産主義時代のソ連人だけではなく、昔からのロシア人好みと分る。しかし日本には高さ15m、重さ250トンの「奈良の大仏」(鋳造された大仏では世界一)があるのだから、この程度の大砲や鐘に驚いてはいられない。 

モスクワ大砲 

モスクワ鐘

 クレムリン観光の最後は「ウスペンスキー大聖堂」(写真) 金色の尖塔を沢山持ち、フレスコ画の描かれたカスケードと白亜の壁が美しい。内部に入りガイドの説明「昔のロシア帝国の国教大聖堂として、ロシア皇帝が戴冠式を行った大聖堂。1479年(日本は室町時代)古都ウラジーミルで昨日見学したウスペンスキー大聖堂を模範として建てられた。教会内部はイコンとフレスコ画で飾られているが、年代順ではウラジーミルが最も古く、モスクワが続き、サンクト・ペテルスブルグのイコンは新しい」 結局「ウスペンスキー大聖堂」はセルギエフ・ポサートでも見学したので、ここが3回目となる。

モスクワ大聖堂
 
大聖堂の外には高さ81mの「イワン大帝の鐘楼」(写真)が建っている。ナポレオン軍がモスクワから敗退する時に爆破されたが、辛うじて破壊を免れて修復された鐘楼である。 

モスクワ鐘楼

 
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