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狭山丘陵寺社めぐり 102 翁樹神社  (所沢市山口)

狭山丘陵寺社めぐり 102 翁樹神社

 前報「海蔵寺」から柳瀬川沿いに上流に上って行くと「翁樹神社」(写真、赤〇)がある。

地図翁樹神社141

 部落の中の目立たない場所に建つ「翁樹神社」は全景(写真)が見渡せる小社である。

翁樹神社全景

 小さな社殿(写真)が建ち、社殿の内部(写真)には小さな祠が安置されている。キツネの置物があるので「稲荷神社」ではないかと思われる。

翁樹神社社殿

翁樹神社内部

 翁樹神社の創建、祭神などは不明であるが、昔は境内に「稲荷神社」と「山王社」があったと伝えられている。社殿内のキツネの置物は、矢張り稲荷神社の存在を主張しているようだ。
 境内の一角に「名木 菩提樹」の碑(写真)が立っており、傍の大木は菩提樹なのであろう。釈迦がインドのブッダガヤーの菩提樹の木の下で「悟りを啓いた」とされ、菩提樹は仏教では大切な木。 
翁樹神社菩提樹

 神社の近くに「菩提樹集会所」があるので、この地区は菩提樹と呼ぶらしい。通りがかりの老婦人に「菩提樹はこの地区の名前ですか?」と尋ねると「知らない」というつれない返事。
 ところが次に訪ねた「密蔵院」の境内に石碑があり「菩提樹村の由来 伝説によりますと、弘法大師空海が東国を修行して歩かれた折りに、当地において三尊阿弥陀如来を刻まれ、そのしるしに現在翁樹神社と呼ばれている所に菩提樹の木を植えられたことによって、当地を菩提樹村と呼び、当寺を菩提山密蔵院佛国寺と名付けたと伝えられております。 約千二百年前の平安時代初期に弘法大師によって植えられた菩提樹の末葉は、現在も翁樹神社の地にそびえ立ち、悠久の時の流れを見つめております」と記されている。
 翁樹神社にあるべき案内板を、密蔵院で発見したのは有難かった。これで菩提樹のナゾが解けた。弘法大師の東国修行は金乗院(86報)でも耳にしており、金乗院から1 km離れたこの地でも耳にすることができた。弘法大師修行と菩提樹が、なにやら真実味を帯びてきた。 前報の大塔宮の皇子登場と云い、狭山丘陵寺社めぐりには思いがけない歴史上の大物が登場するのが面白い。
 因みに、スリランカに「スリー・マハー菩提樹」という有名な寺院がある。境内の菩提樹の大木は、インドのブッダガヤーの菩提樹を分け木したもので、2000年の歴史を持つという。仏教または釈迦と菩提樹の係わりが深い一例である。
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