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狭山丘陵寺社めぐり 92 清照寺  (所沢市上山口)

狭山丘陵寺社めぐり 92 清照寺

 狭山湖の堤防の近くに建つのが「清照寺」。 坂道を上ると「真言宗豊山派」と「星見山清照寺」の石柱の立つ「入口」(写真)に着く。

清照寺入口
 
境内の奥に「本堂」(写真)が建っている。

清照寺本堂

 清照寺は星見山と号する、狭山丘陵に多い真言宗豊山派の寺院。本尊は大日如来像。奥多摩新四国霊場八十八か所42番札所である。 本堂の背後に、狭山丘陵にかかる広大な墓地を持っている。

 墓所の中に「旗本久松氏の墓」(写真)がある。案内板には「左の墓が久松定佳。右が定佳の二男定弘の墓である。久松氏が武蔵国入間郡山口に二百石の知行を与えられたのは天正十九年(1591)定佳の父忠次の時です。定佳は徳川家康に仕え五百石を知行します。 寺伝によると、清照寺は武蔵七党の一つ星見小太郎が室町期に建てた持仏堂(星見堂)に始まり、後に久松忠次が東谷にあった安楽寺を勧請して菩提寺としました。 古くは旧山口村堀口の地にありましたが、山口貯水池の建設に伴い昭和五年に現行地に移転しています」と記されている。

清照寺旗本墓

 山号の「星見山」が武蔵七党の星見氏に由来することが分り納得。 旗本・久松氏は江戸に住み、幕府の要職についていたようなので、狭山の知行地は年貢の上がる地であり菩提寺のある地ということになる。

 境内の祠には、二つの石像(写真)が安置されている。真言宗の寺院特有の石像は、左が真言宗の開祖・弘法大師、右が真言宗の本尊・大日如来と思っているが確証はない。

清照寺石像2

 墓所の入口に「水子地蔵尊像」が立ち、周辺に小さな水子の地蔵像が並んでいる。幼児または出生前に亡くなった胎児を祀ったものである。 右の「戦没諸精霊塔」は神社で見かけるのが普通であるが、墓所に立っているのは珍しい。

清照寺地蔵尊

 入口の左手に石像(写真)が並んでいる。左から「光明真言供養塔」「大日如来像」「地蔵菩薩像」「一千万遍供養塔」「庚申塔」であることを、インターネットで教わる。 「光明真言供養塔」とは、23字の梵字からなる光明真言には「大日如来よ、智慧と慈悲をたれてお救いください」との意味が含まれ、これを読誦すると、一切の罪障が除かれるとされるため、100万遍、200万遍と唱えた記念に造立された供養塔である。 従って「一千万遍供養塔」は光明真言を一千万遍読誦した記念の供養塔と思われる。光明真言を一日1万遍読誦しても、3年はかかるのであるから、供養塔造立に値することが分る。

清照寺石像

 狭山湖の湖底から移設された「清照寺」からは、旗本の知行地や真言宗の石造物を学ぶことができた。
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