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ロシア旅行 4日目 セルギエフ・ポサード

 4日目はサンクト・ペテルスブルグ空港を発ち、モスクワ空港に着く。空港からバスで北上しセルギエフ・ポサートという田舎町に着く。

1 トロイツェ・セルギエフ大修道院  セルギエフ・ポサート

本日唯一となる「トロイツェ・セルギエフ大修道院」(写真)観光がスタート。16世紀に築かれたという高い城壁に囲まれている。 

      セルギエフ全景

ガイドの説明「モスクワの北東には環状に連なる古都群があり、それを『黄金の環』と呼び、モスクワ以上に長い歴史をもつ町が連なっている。このセルギエフ・ポサードの町も『黄金の環』のひとつ。この大修道院は、聖セルギウスによって13世紀半ば(日本は鎌倉時代)に創建された。彼は民衆から宗教的尊敬を集めるとともに、当時この地を支配していたモンゴル軍に対抗するため、ロシア諸侯のまとめ役ともなった。彼の祝福を受けたロシア軍が初めてモンゴル軍に勝利を収め、その後も彼にまつわる奇蹟が続き、遂には聖人に列せられた。修道院内には数々の教会があり、修道士が300人住んでいて、現在世界遺産に登録されている」 目の前の城壁がモンゴル軍との戦いに関連しているとは興味深い。遥か東方に住んでいたモンゴル軍が、この地にまで攻め寄せて支配したとは信じられないような事件。明確な国境のない地続きの国の恐怖そのものである。日本も鎌倉時代にモンゴル軍(元)に2度攻め込まれたが、神風(台風)のおかげでモンゴル軍が全滅したため、モンゴル軍に支配されることはなかった。日本の国境が海である島国の有難さを再認識させられた。
 修道院内に沢山ある教会の中で、先ず「トロイツキー聖堂」に入場。リディアさんの説明「1423年に完成した聖堂。聖セルギウスの墓所の上に建てられ、彼の棺が教会内に安置されている。天才イコン画家アンドレ・ルブリョフの描いたイコン(写真)が有名」 確かに壁や柱に多くのイコンが描かれている。歴史的にはこのイコンは価値が高いようであるが、「血の上の教会」で観たモザイクのイコンの方が美しさでは上。

      セルギエフイコン

 次いで入場したのが「ウスペンスキー大聖堂」(写真) ガイドの説明「イワン雷帝の命により1585年に建てられた大聖堂。タマネギ型をした4つの青いドームの中央に、金色の大きなドームを持ち、モスクワのウスペンスキー大聖堂を模した建物。内部は17世紀のフレスコ画で覆われている。タマネギ型のドームは、ローソクの炎の形を表している」 ドームの形は「血の上の教会」でガイドが言った「ローソクの炎」が正解で、旅行前に読んだ「タマネギ説」は崩れてしまった。その大聖堂の「ローソクの炎」のドームが輝くように美しい。青とか金色とかの鮮やかな原色が、ロシアの建物に見事に調和しているのが驚き。日本の侘び寂びの世界とは全く異なる世界。世界的にはイスラムの世界やペルーのインカの世界とも通じる民族色が、ロシアの建物にも共通していると気が付いた。

        セルギエフウスペン

 修道院内には数多くの美しい建物(写真)が建ち並び、世界遺産に相応しい風景。

      セルギエフ建物

 修道院の出口の前でガイドの説明「ロシア正教は東ローマ帝国の国教だったギリシャ正教の一派。988年(日本は平安時代)、ウラジーミル聖公がギリシャ正教を国教と定めた。東ローマ帝国滅亡を機会に、1448年ロシア正教として独立した。カトリックに比べ、ロシア正教の特徴は1立ったままミサを行う。2ミサでは楽器を使わない。3聖像やステンドグラスがなく、代わりがイコン・フレスコ画。4十字の切り方が逆」 「正教」というからには、キリスト教の中では最も正しい教えだと解釈したが、仏教における大乗仏教や小乗仏教の違いと似たようなものだろう。 私が気付いたもう一つのロシア正教の特徴は、教会の屋根に立つ十字架が、単なる十字ではなく、上に短い横棒と下に斜めの横棒が加えられ、計3つの横棒が並ぶ複雑な十字架であること。但しこの十字架はあまり見栄えがよいとは言えない。


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こりゃ神田ニコライ堂より凄いやぁ~

私は、セント・ピータースバーグしか行ったことありません。
これから楽しみにしております。
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