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狭山丘陵寺社めぐり 83 宝玉院  (所沢市三ヶ島)

狭山丘陵寺社めぐり 83 宝玉院  (所沢市三ヶ島)

 国道179号「所沢青梅線」から少し北に入ったところに「宝玉院」がある。 住宅地の中に立つ門柱(写真)には「真言宗豊山派」「稲荷山寶玉院」と記されている。「稲荷山」の号は、昔は近くの稲荷神社の別当寺であったのかも知れない。

宝玉院入口

 境内の向かいに本堂(写真)が建っている。

宝玉院本堂

 宝玉院は奈良県長谷寺を本寺とする真言宗豊山派の寺院。所沢市ふるさと研究室資料には「寛永年間(1624~43)長賢法印が開基・創立したと伝わる」と記されている。 本尊は十一面観音で、頭上に十一の顔を持ち、人々の苦を滅し仏果を与える広大な功徳を表す観音菩薩。 正面の三面派慈悲相、左方の三面は忿怒相、右方の三面は白牙上出相、後方の一面は大笑相、頭上の一面は仏相(写真、奈良県の十一面観音像の一部)という。 前報「82慈眼庵」で述べたように、狭山三十三観音の本尊では、聖(正)観音15、千手観音6に次いで多いのが、5本尊あった十一面観音菩薩。 手や顔が沢山付いている観音菩薩は見栄えがするため好まれるのであろう。

十一面観音像131

 境内に祠(写真)があり、三体の仏像が安置されている。赤い前掛けのある石像は、真言宗の開祖・空海、即ち弘法太子ではないかと思われる。案内板があると助かるけれど、寺院も所沢市もそこまで手がまわらないようである。

宝玉院祠

 宝玉院が真言宗であるように、この狭山丘陵周辺には真言宗の寺院が多い。更に長谷寺を総本山とする真言宗豊山派の寺院が多い。真言宗の信者数は約1.000万人といわれ、浄土真宗の信者数約1.300万人より少ないけれど、狭山丘陵周辺では浄土真宗の寺院はほとんど見かけないのに、真言宗の寺院数が目立っている。一方狭山丘陵周辺の神社の祭神では、素戔嗚尊(スサノオノミコト)がとても多く、「真言宗」と「素戔嗚尊」信仰の背景を探っていきたいと思っている。
 近くを流れる小川を「砂川」と呼ぶので、東大和市を流れる空堀川のように、渇水期には涸れ上がる川のため砂川と名付けられたように思われる。これまで狭山丘陵北麓は水の潤沢な森林地帯であると思っていたが、この辺りから東大和市に似た地質となり、昔は茅の原だったのではないかと思われる。 

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