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狭山丘陵寺社めぐり 67 金仙寺  (所沢市堀之内)

狭山丘陵寺社めぐり 67 金仙寺 

 前報「中氷川神社」から狭山丘陵の中に分け入ると、早稲田大学キャンバスに突き当たる。キャンバスの西隣の丘陵の斜面に「金仙寺」が建っている。石段を上っていくと、金仙寺の修復中の「本堂」(写真)の前に出る。

金仙寺本堂

 本堂前の案内板には「別所山 西光院 金仙寺  宗派 真言宗 豊山派  総本山 奈良県桜井市 長谷寺  今から約千百年前に覚堂という僧が、真言宗を開かれた弘法大師空海(774~835)の作られた身の丈約五十九cmの阿弥陀如来を本尊として、現在地の西方「堂入り」に開山したと伝えられています。 その後、鎌倉北条氏の信仰を得て、建長六年(1254)に八町歩余りの土地が寄贈されました。 現在地へは天正十八年(1590)尭戒律師によって再建されました。 また、昭和三十八年現在の本堂が落慶しました。 本堂内には本尊阿弥陀如来・宗祖弘法大師・中興の祖興教大師・不動明王・観音菩薩像を安置しています」と記されている。
 ご本尊が空海作の阿弥陀如来像ならば、国宝級の仏像となるが、高僧・行基の仏像の如く、製作した物証はないが「と伝えられています」の説明には納得せざるを得ない。

 境内には「新四国八十八ヶ所霊場第六十六番」の「弘法大師堂」(写真)がある。右手の大木は、樹齢百二十年余の名木「しだれ桜」である。

金仙寺大師堂

 大祠堂内を覗くと、二体の石像(写真)が並んでいるが、左が弘法大師像。右は千手観音像。

金仙寺大師像

 墓地の入口には、お馴染みの六地蔵(写真)が並んでいる。各々の地蔵像の下に名前が彫られているので、右の地蔵尊から左に向って、個々の地蔵尊を紹介する。

金仙寺六地蔵

 紹介の前に「我々は、生前の行いによって死後に下記のお地蔵さまにお世話になり善い人間の心に引き戻してもらい極楽浄土に旅立つことになっております。 皆さんは、今現在、どのお地蔵さまの元でお世話になるか考えてみてください」
褝林地蔵尊(地獄担当) 何でも悪いことは、みんな他人のせいにして、他人を責めてきたが、この地蔵さまのもとで修行して善い人間の心に引き戻してもらうのです。
無二地蔵尊(餓鬼担当) この世にいる間に、貪りの心から他の人に施しをしなかった者「欲張りの者」が落ちる餓鬼の世界です。極端なまでに餓鬼、飢渇に苦しむとされています。
護讃地蔵尊(畜生担当) 自分が得をするなら、人がどんなに迷惑をしようと平気(自己中汚染に染まっている人)と言う「強いもの勝ち」の心を持っている人が落ちる畜生の世界です。
諸龍地蔵尊(修羅担当) 争いごとを好んで、他人を傷つけた者、誹謗中傷を好んでした者が死後にお世話になるお地蔵様です。
伏勝地蔵尊(人間担当) この世で、人畜無害で一生を終えた人がお世話になるお地蔵さまです。 伏息地蔵尊(天上担当) 十善戒をよく守り、世のため、人のために尽くした人、陰徳(無償の行為)を惜しまず積んだ人が死後にお世話になるお地蔵様です。できれば、このお地蔵さまのもとで修行して、直ちに極楽浄土に行きたいものです。

 これまでなんとなく見ていた六地蔵であるが、六地蔵の個々の担当を知ることで有難さを感じることができた。但し、伏息地蔵尊以外は全部、私に係わる地蔵尊であるように思えてきたのは頂けない。
 狭山丘陵北麓の山中に、集落や寺院があるのに驚いたが、いくつかの丘の上に早稲田大学のキャンパスが散在する風景には、更に驚かされたのである。
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色々なところを研究しているんですねーすごい、六地蔵を読んで、私は地獄行き、と反省しました。
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